６月１９日の３、４時間目、芸術鑑賞教室を行いました。

劇団「風の子」のみなさんにおいでいただきました。トラックで来て、朝から体育館で準備をしてくださいました。３時間目に体育館に行ってみると、びっくり。体育館の真ん中にステージができていて、まわりは中世ヨーロッパの景色。体育館がすっかり劇場になっていました。

ステージを囲むように子ども達が座り、開演です。演目は「陽気なハンス」。旅する鋳掛屋、ハンスが大活躍します。「鋳掛屋」さんは今では姿を消してしまいましたが、鍋や釜やフライパンなどの修理を行う人です。だから劇の中でもいろいろな道具が出てきます。ただ出てくるだけではありません。いろいろな道具を楽器にして、演奏を行うのです。中でものこぎりを使った「エーデルワイス」の演奏は、その美しい音色に皆うっとりしていました。

ハンスの活躍を通して、「目に見えないけど、大切なものってあるんだ。」というメッセージを受け取りました。演劇を見る機会はあまりありませんが、観劇のマナーを学ぶこともできて、児童全員で楽しい時間を共有することができました。劇団「風の子」の皆さん、ありがとうございました。