6月10、11、12日の3日間、6年生は修学旅行に出かけました。
修学旅行は6年間の学校生活の中で一番大きな行事と言えるでしょう。5年生の3学期から総合的な学習の時間を使って事前学習に取り組んできました。自主見学を行う鎌倉の史跡について調べたり、鎌倉時代の歴史について学んだりしました。6年生になってからは自主見学のコースを決めたり、それぞれの役割分担を決めたり、修学旅行を実りある学習の場とするためにしっかり準備を行ってきました。
1日目は班ごとに分かれて、鎌倉市内の自主見学を行いました。鎌倉市には歴史を今に伝える建造物や史跡がたくさんあります。事前学習で調べたことを元に行きたい場所を決め、見学しました。江ノ電に乗って北鎌倉まで行って見学をする班もありました。
鎌倉から横浜へ移動し、2日目はJFE東日本製鉄所の工場見学からスタートです。銑鉄が流れる溶鉱炉はすごい迫力でした。八景島シーパラダイスで水族館を見学した後、東京に移動し、東京タワーから東京の街を眺めました。
3日目は国会議事堂、第5福竜丸展示館、上野公園(国立科学博物館)見学です。国会議事堂の見学は修学旅行以外ではなかなかできません。第5福竜丸展示館は今、私たちが改めて考えなければいけない「原子力」の負の側面について教えてくれる施設です。国立科学博物館は見どころいっぱい、半日あってもすべて見て回ることは不可能なぐらい充実した展示品がありました。
梅雨の時期の実施で天候が不安でしたが、雨に降られることもあまりなく、全員が無事に修学旅行の全日程を終えることができました。帰りの高速道路が工事中で、予定より少し遅い帰校となりましたが、たくさんの保護者の方がお迎えに来てくださいました。修学旅行で学んだこと、経験したことをこれからの生活の中で生かしていき、6年生としてさらに頑張っていってほしいです。