5月30日から6月1日まで、2泊3日で6年生が修学旅行に出かけました。
小学校の行事の中では一番大きなものであり、子ども達はとっても楽しみにしていました。有意義でたくさんのことが学べる修学旅行になるように、5年生の3学期から事前学習や準備を進めてきました。
1日目は鎌倉散策です。鎌倉は源頼朝によって幕府が開かれた場所であり、鎌倉幕府に関連のある歴史的な建造物や史跡が多く残っています。
日本の歴史については6年生の社会科で学習します。鎌倉時代のことは、修学旅行前に学習しました。市役所の文化財課の方に講師としておいでいただき、鎌倉時代に活躍した南アルプス市の武士についても教えていただきました。
鎌倉散策では班ごとに分かれて、自分達で散策ルートを決めて、寺社や史跡を見学して回りました。お昼ごはんもどこで食べるか自分達で決めました。
迷子になってしまう班はないか、間違えないで電車に乗れるか、など心配は尽きませんでしたが、事前にしっかり調べておいた成果が出て、すべての班が計画通りに散策を行うことができました。集合場所の鶴岡八幡宮には時間通りに全員が集合できました。
2日目は午前中にJFEスチール東日本製鉄所の見学をしました。それから八景島シーパラダイスで水族館を見学し、東京スカイツリーに向かいました。スカイツリーから見渡す東京の景色からは、山梨とは全く違う都会の様子がよく分かりました。
3日目は最初に夢の島の「第5福竜丸展示館」の見学をしました。原子爆弾、水素爆弾の威力のすさまじさ、放射能の怖さを学ぶことができる貴重な場所です。それから国会議事堂の見学をして、上野公園に行きました。科学博物館などの見学をしたのち、帰路につきました。
3日間、内容が盛りだくさんの修学旅行でした。事前にしっかり準備をしていったので、大きな問題もなく、多くのことを学ぶことができました。貴重な体験ができて、素晴らしい思い出に残る修学旅行になりました。