12月6日、社会福祉協議会の皆さんに来ていただき、福祉についての学習を行いました。
教えていただいたのは本校4年生です。4年生は今年、総合的な学習の時間で、「福祉」をテーマに学習を進めています。社会福祉協議会の皆さんには何回も学校に来て頂いて、いろいろ教えていただきました。
今回教えていただいたことは、目が見えないってどういうことか、ということです。目が見えない人は、どのようなことを不自由に感じているのか。実際に体験することで確かめる学習を行いました。
二人一組になり、一人がアイマスクをし、もう一人が補助者となります。アイマスクをした人は片手に白い杖を持ち、もう片方の手は補助者の方につかまって、校舎の周りを歩いてみました。
「歩く速さはこれぐらいでいい?」「ここに段差があるよ」「右に曲がるよ」など、補助者が教えてあげないと、満足に歩くこともできません。「ここに柱があるよ」と教えてあげたとしても、「ここ」がどこなのかわからないので、ぶつかってしまいます。
二人組で交代しながらアイマスク体験をすることで、目が見えない人にとっては、実際に手や杖で触ってみないとわからない、ということが分かりました。また、目が見えない人に対して、補助者がどのように補助をしてあげればよいのかも分かりました。
白い杖を持っている人は、視覚障害がある方なんだ、ということもわかりました。これからも引き続き福祉について学習を進め、様々な人たちが助け合って暮らしている私たちの社会について、もっと学んでいければいいなと思います。