風薫る5月となり、天気の良い日にはすがすがしい風を感じられる時期となりました。
ゴールデンウィークの谷間の月曜日、朝から体育館では劇団の皆さんが準備をしてくださり、演劇教室が開かれました。
暗幕が張り巡らされ、体育館はいつもとは違う雰囲気です。ドキドキしながら体育館に全校児童が集合しました。
今日の演劇教室では、劇団員の方から皆に聞こえるはっきりした発声の仕方や、本番前の緊張をほぐしリラックスするための体操などを教えてもらいました。お手本として6年生が舞台に上がって、教わったことを発表してくれました。そして6年生が今日の演劇の内容について、説明を兼ねた朗読を発表してくれました。
そのあとは観劇です。演題は「花さき山」。斎藤隆介さんの有名な絵本をもとにした演劇です。思いやりの気持ち、他の人のためになる行動が美しい花を咲かせるという、とても感動的なお話です。1時間以上もある劇でしたが、1年生から6年生までみんなが劇の世界に引き込まれていました。
なかなか演劇に触れる機会はないですので、今日の演劇教室はとても貴重な経験でした。素晴らしい演劇鑑賞の機会を提供してくださった劇団民藝のみなさん、ありがとうございました。
幕前に「花さき山」のお話を朗読する6年生です。