１月２４日、５・６年生がスキー教室に出かけました。

　とても寒い日で、スキー場の気温はマイナス７度でした。最初に身支度をして、インストラクターの先生に教わりながらスキー靴をはきました。

　初めてスキーをする人が多い５年生は、スキー靴になれるまでが大変です。準備運動をして、最初はスキー板を片足だけつけて、ゲレンデを歩く練習から始めました。

　６年生は去年のスキー教室で教わったことを思い出して、自分で支度していました。しかし１年ぶりですので、最初のうちはぎこちない動きです。斜面を登って、ボーゲンで滑り降りてくる練習を繰り返します。すると感覚が戻ってきたようで、早速リフトに乗ってゲレンデトップに向かっていきました。

　積雪量はあまりなかったですが、気温がとても低いので、雪はサラサラです。ゲレンデは踏み込むとギュッと鳴る、パウダースノーです。初心者にも滑りやすいグッドコンディションでした。良いゲレンデと熱心に教えてくださるインストラクターの先生方のおかげで、初心者の５年生も午後になると全員がリフトに乗って、ゲレンデを滑り降りてくることができました。

　最初は寒さとなれないスキーにくじけそうになっていた人も、滑れるようになってくるとその楽しさに気付きます。学校に帰るころには「もう一本すべりたい！」という声があちこちから聞こえました。

　インストラクターの皆さんに見送られながらスキー場を後にしました。帰りのバスの車内ではぐっすり眠ってしまい、教師に起こされるまで熟睡していた人もいました。慣れないことで疲れたことだろうと思いますが、冬にしか経験できないスキーを楽しむことができてとても良かったです。