１１月３日は文化の日でお休みでしたが、翌４日に体育館でミュージカルが行われました。文化庁の芸術教室事業として、東京から劇団の皆さんにお越しいただいたのです。

　演目は児童書が原作の「ルドルフとイッパイアッテナ」。主人公のルドルフという子猫が、人間の字が読める猫のイッパイアッテナに助けられながら成長していく物語です。アニメ映画にもなりました。ミュージカルとしてはロングランだそうです。

　体育館では朝早くから準備をして、大きなセットが組まれました。照明、スポットライト、スピーカー、放送機械が所せましと並べられています。体育館に入ってきた子ども達は、見慣れた景色の変わり様にびっくり。セットの迫力に大興奮の様子です。

　そしてミュージカルには、６年生も参加しました！９月に一度劇団の皆さんに教えていただき、それから忙しい時間の中で練習してきました。演じたのは歌って踊れる、猫たちの役です。

　ミュージカルは歌とダンスの両方を覚えなければならないし、お芝居の練習も必要です。さすが役者の皆さんの演技は歌もダンスもお芝居も素晴らしいものでしたが、６年生も負けてはいません。短い出番でしたが、皆でばっちりダンスを決めてくれました。猫になりきった演技もかわいらしかったです。１年生から５年生までの子ども達は、一緒に参観していた６年生が急に舞台に上がって踊り始めたのにとても驚いていましたが、息の合った演技に心奪われている様子でした。

　１時間以上の長い上演でしたが、１年生もあきてしまうことなく最後までワクワクしながらの観劇となりました。ミュージカルはあまり見る機会がないので、芸術に触れるとてもよい会になりました。劇団の皆さん、６年生の皆さん、ありがとうございました。