トップページ » お知らせ » 2016年10月


第3支会陸上記録会 (2016年10月21日)

 10月20日、櫛形陸上競技場で陸上記録会が行われました。白根、八田、芦安地区の6校の小学校6年生が参加しました。

 当日は朝からとても良い天気で、日光が肌を刺すようでした。8時前には陸上競技場に到着し、ウォーミングアップを始めました。競技場を使用するのはほとんどの子どもが初めてです。400メートルトラックの感触になれるように走りこんだり、助走をする際のマーカーを付けたり、ストレッチをしたりしました。

 開会式が終わるとすぐに競技開始です。他の小学校の人と一緒に競技することも初めてだし、競技場も初めてだし、緊張している人が多かったのではないでしょうか。緊張していると実力を出し切れずミスをしてしまうことがあるし、記録も伸びません。大丈夫かな、と少し心配でした。

 しかし競技が始まると、緊張しながらも精いっぱいがんばる子どもたちの姿が見られました。プレッシャーに負けないで、自分の力を振り絞って頑張っていました。休み時間や放課後に練習に取り組んできた、その積み重ねが大きな力となってプレッシャーをはねのけたのだと思います。

 100m走、60mハードル走の決勝では、スタンドで見ている子どもたちから大きな声援が送られました。応援されることはとても大きな励みになります。友達同士で声を掛け合って、励まし合って競技に臨めたことも、頑張る力を引き出す大きな要因になったでしょう。最後の競技400mリレーでは、各校代表選手の素晴らしい力走に大きな拍手が送られました。

 スタンドでは保護者の皆さんも応援してくださいました。お弁当を作ってくださったり、ゼッケンを縫い付けてくださったり、陸上記録会のためにたくさんのご協力をいただきました。そのおかげで、子どもたちは良いコンディションで競技に臨めたと思います。

 閉会式では各種目で成績1位になった児童の名前が発表され、大きな拍手が送られました。たとえ成績上位の記録ではなくても、練習の時の自分の記録を上回る自己ベストの記録を出すことのできた児童がたくさんいました。練習を積み重ねることで自分自身が向上できること、励まし合って頑張ることの大切さ、プレッシャーに負けない気持ち、など様々な事が学べるよい機会だったと思います。他の小学校の児童とも交流できて、とても良い記録会でした。

陸上記録会