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着衣泳体験教室 (2016年9月9日)

 9月8日、「着衣泳体験教室」を行いました。参加したのは6年生です。講師として白根B&G海洋センターの橋本さんが来てくださいました。

 着衣泳とは、服を着たまま水泳することです。毎年夏になると海や湖・河川での水難事故が起こってしまいます。水難事故にあう方の多くは服を着たまま、着衣状態で事故にあってしまうことが多いそうです。

 そこで着衣泳教室では、服を着て靴を履いたまま水に落ちたら、どのような状況になるのかを体験します。そして服を着たまま水に落ちたらどのような行動をとったらよいのかを、実際の体験を通して学びます。水の事故を防ぐための知識と技術を、経験を通して身に付けることができる、大変貴重な機会です。

 しかし残念なことに、当日は台風13号から変わった熱帯低気圧が近づいており、朝から雨となってしまいました。天気が雨では水温気温とも低くて、プールに入ることはできません。

 そこで場所を音楽室に移して、橋本さんのお話を聴いて学習することにしました。橋本さんはDVD教材やパネル教材などを使って、「水難事故」はどうして起こってしまうのか、どんな水難事故が多いのか、事故にあわないためにしなければならないこと・してはいけない事は何か、などわかりやすく教えてくださいました。

 1時間以上に及ぶ学習会でしたが、子どもたちは真剣に橋本さんのお話に聞き入っていました。普段の体育の授業では学べないことを学ぶことができたと思います。とてもよい学習の機会を提供してくださり、ありがとうございました。

着衣水泳