4月8日の2時間目、登校班指導が行われました。
市役所から安全指導員さんたちにお越しいただき、登校班での道路の歩き方・横断歩道の渡り方について教えていただきました。
昨年度末に6年生が卒業し、新しい登校班になったときも、指導員さんたちに教えてもらいました。だから2年生以上の子ども達はすでに分かっていることです。
しかし今日からは1年生が一緒に登校班で登校します。1年生にとっては、道路を長い距離歩くことも初めてでしょう。そんな1年生に道路の安全な歩き方を教えてあげることは、とても大切な事です。
校庭に登校班ごとに並んで、指導員さんのお話を聴きました。その後、地区ごとに分かれて、校庭にラインを引いて作った横断歩道を渡る練習をしました。
横断歩道を渡る前には、右・左の安全を確認します。車が来ない事を確認したら、副班長さんが笛を吹き、班長・副班長が横断旗を使って合図をして、全員で手を挙げて渡ります。
交通安全で大切な事は、歩行者とドライバーで意思の疎通を図ることです。背の小さな1年生だけでは、車から見えずらいです。集団で道路を歩くことによって、自分達の存在を車のドライバーにアピールすることができます。横断旗をつかったり、笛を吹いたりすることも周囲に自分たちの存在をアピールし、「道路を渡りますよ」という意思を示すためです。歩行者の意志が車のドライバーに伝わることで、ドライバーも安全に気を付けることができるのです。
今週まで、春の交通安全運動が行われています。安協の役員さんや地域の方が、子どもたちの通学の時間に、子どもたちの様子を見てくださっています。昨年度のPTA安全指導部役員の皆さんも、交代で街頭指導をしてくださっています。1年生の保護者の方も、子どもたちの様子を見てくださっています。本当にありがたいです。
今年1年間、事故なく安全に登下校ができるように、登校班でしっかり集団登校してほしいです。そのために指導をしていきますが、交通安全は地域の方のご協力が欠かせません。保護者の皆さん、地域の皆さんにもぜひ子ども達の様子を見ていただき、ご指導をよろしくお願いいたします。