白根東小学校では「総合的な学習の時間」に様々な学習に取り組んでいます。
私たちが住んでいる地域に目を向け、地域の方を先生としてお招きして、学習を行うこともあります。
3年生は白根地区で広く行われている果樹栽培の様子について学んできました。果物がどのように育っていくのか、農家の方はどんな工夫をされているのか、などいろいろな事を学んできました。昨日はNPO法人南アルプスフィールドトリップの小野さんを講師にお招きして、1年間かけて育ててきた果物をどのように加工して商品にするのか、実際に「リンゴジャム」を作って学ぶことにしました。
三角巾、エプロン、マスクでしっかり準備をして、家庭科室で小野さんのお話を聴いてから調理開始です。使うリンゴは飯野地区の農園で今年収穫されたものです。秋に収穫されたものですが、上手に保存してあるので、つやつやしていてとてもおいしそう。
「ジャム作りではやけどをする人が多いから気を付けてね。」と小野さんに声をかけられながら、皮をむいたリンゴを煮詰めていきます。砂糖を入れて、味を調えたらできあがり。きれいな小瓶に小分けして入れれば完成です。
3年生には調理は難しいかな、と思いましたが、小野さんがていねいに教えてくださり、子ども達はみなジャムを作ることができました。
農家の方が丹精込めて作った果物から、こうやってジャムを作るんだ、ということを学ぶことができ、大変良い学習の機会となりました。小野さんをはじめ子ども達の学習に協力してくださったみなさん、ありがとうございました。これからもご協力よろしくお願いいたします。