11月30日、児童会役員選挙の立会演説会及び投開票が行われました。来年度の白根東小学校の児童会役員を決める大切な選挙です。
法律の改正で、日本でも18歳から選挙の投票権が与えられるようになりました。児童会役員選挙は、「選挙はどのように行われるのか」を学ぶ場でもあります。白根東小学校では5年生が被選挙権(立候補する権利)を持ち、3年生以上の児童の投票によって児童会役員を決定しています。
11月になってから、選挙管理委員会を中心に児童会役員選挙の準備を進めてきました。5年生は各クラスで候補者を絞り込み、児童会長、副会長、役員のそれぞれの候補者を決めました。候補者以外の児童も推薦人となって、クラス全体で選挙活動に取り組みました。
2週間の選挙運動期間中、候補者や推薦者は「白根東小学校をどんな学校にしていきたいのか」「そのために、どんなことを行いたいのか」を各クラスを回って訴えていました。ポスターを作ったり、広報を書いたり、自分の考えを分かってもらうために一生懸命に取り組んでいました。
立会演説会では、候補者と推薦責任者が演説を行いました。最初は少し緊張気味でしたが、全員が自分の考えをはっきりと発表することができました。演説を聴く3年生以上の候補者以外の子どもたちも、みな真剣に演説に聞き入っていました。
5年生の子ども達は選挙活動に取り組む中で、「来年は自分達が白根東小学校のリーダーとなるんだ」という気持ちが芽生えてきたと思います。3年生や4年生の子どもたちも、5年生のがんばる姿をみて、児童会活動に対する関心が深まったでしょう。
5年生が真剣に選挙活動に取り組む姿を見ていると、候補者のだれが当選したとしても、きっと素晴らしいリーダーになってくれるだろう、と感じました。選挙活動を終えて、新しいステージにたつ5年生の皆さん、引き続き頑張ってください。